Alis Linux/GNU/X（旧：Univalent Versatile Environment）は一般社団同人中村音楽工業（NMI）が開発（改造？）するArchベースのLinux/GNU/Xディストロです。
Archの単純な構造を生かし、初心者でも扱い易いユーザーフレンドリーなOSを目指しています。
2024/05/12 バージョン24.05を公開！
初のリリース。1カ月くらい遅れてしまったが、何とか無事に公開できました。
まずはLXQtのみで、他のフレーバーは順次公開していく予定です。
2024/04/02 フォントが追加されるよ！
Alis Linux/GNU/X 24.04より、以下のフォントが新たに同梱されます。
梅フォント同梱に伴い、IPAフォントはインストールメディアから削除される事が決定しました。公式リポジトリから利用可能であるため、ご利用になる場合は手動で導入して下さい。
2024/03/14 移行スクリプトを公開
移行スクリプトを公開しました。主にUnivalentからの移行を目的としていますが、大抵のArch系OSなら使えます。
詳細はこちら
2024/03/12 公式サイト設置
改称に伴い公式ウェブサイトを移転しました。
Alis LGXはArch Linuxを基に開発が行なわれている。
Archはその構造の単純さ、ソフトウェアの新鮮さとそれに似合わぬ堅牢さから、それなりに人気のあるディストロだが、Alisもその特徴と殆んど合致する。
Alis LGXはArch Linuxのパッケージリポジトリを間借りしているが、そこに登録されていないソフトウェアはNJBのリポジトリから導入できる。
加えて構築済みのAURパッケージが置かれるリポジトリ「Chaotic AUR（カオティック・エー・ユー・アール）」が標準で有効化されているため、自前でのAURパッケージの構築の手間が減る。
更にグラフィカルなソフトウェアセンター「Discover」（LXQt、Plasma）、「GNOME Software」（GNOME、Xfce）を標準で搭載。ソフトウェアを導入するために、わざわざコマンド操作という手間を掛けなくても良いのだ。
Alis LGXの標準カーネルはLinux Realtime。特殊なパッチによりプリエンプティブかつ低遅延と、より最適化が行なわれている。
更に重いと言われるデスクトップ環境も、起動するデーモンを調整して軽量化した。一度使えば、もう二度と元のOSには戻れないかも。
Archはテキストベースのインストーラーが付属するが、初心者には操作が難しい。
Alisには「Calamares」インストーラーがある。タイムゾーンは地図でも選べる、キーボード配列は細かい箇所まで、固定ドライブの区画割りもマウスとキーボードとで簡単にできる。
Alisはローリングリリース。数か月～数年に1度の大型な更新がない。
OSの導入は一度だけで良く、更新のためにISOをダウンロードし直す必要は無いのだ！
もし少しでも興味を持ったら、今すぐ試してみてね！
